初めて寄席に行ってきました。
初めて寄席に行ってきました。
年末みた『赤めだか』、最近読んだ漫画『昭和元禄落語心中』で興味を持ったのがきっかけ。
午後1時過ぎ。寄席昼の部は始まってました。少しドキドキしながら支払いを済ませ、扉を開くと会場は笑いの渦。ビックリですよ。しきたりもルールも全く知らないし、ちょっと敷居が高い気がしてたし、話が分かるか、笑えるかどうかも不安だったし、とにかく緊張してました。そんな心配は全くなかったっ!!
出てくるお話しはわかりやすい。それは当たり前で、噺家さんが表情や仕草、身振り手振りで面白おかしく演じてくれるから。本当に面白かったし、あんなに笑ったのも久しぶり。会社で嫌なことばかりありここ最近やさぐれてた私でも、浅草演芸ホールにいた間、すべてを忘れてお腹の底から大笑い。ほんと笑いに笑った。
落語ってこんなに面白いものだったんですね。
落語を初めて見た私が昨日一番大笑いしたのは、古今亭菊之丞師匠の太鼓持ちが道楽者の若旦那に鍼をうたれるはなし。「壁、猫、私?」に笑いが止まらない。情景が目に浮かぶ。いやぁー笑いました。
昼の部の主任圓丈師匠『おでん落語』。「ぐっつ、ぐつぐつ、ぐっつぐっつ。」このフレーズが頭から離れない。今我が家でめちゃくちゃ流行ってるフレーズです。おでんがとっても愛しい。
今日は思わずyoutubeで三遊亭圓生師匠の『死神』、三遊亭円楽師匠の『芝浜』をみました。落語にちょっとずつはまりつつあります。
昨日寄席帰りに浅草寺にちょいとお詣り。6時少し過ぎなのに人はまばら。仲見世がこんなに歩きやすいのってすごい。びっくり。ライトアップされててこれまたいい雰囲気。
浅草を着物で闊歩したくなるような一日でした。